インディーズ時代の未発表曲③ – BUMP OF CHICKENのテーマ *4/25更新

BUMP OF CHICKENのテーマ:基本情報作詞作曲:BUMP OF CHICKEN
作曲時期:1995-1996年
リリース:・デモテープ「BUMP OF CHICKEN」
 ・7曲入りデモテープ (1996年)
 ・7曲入りデモテープ (1998年9月23日)

「BUMP OF CHICKENのテーマ」はバンプオブチキンのメンバーが15-16歳の時に作ったテーマ曲です。「未発表曲」のひとつでライブでも数度しか演奏されないレア曲です。今回はこの「BUMP OF CHICKENのテーマ(BOCのテーマ)」について紹介します。

BUMP OF CHICKENのテーマソング

日本語詞で2番目に古い曲

「BUMP OF CHICKENのテーマ」はメンバーが高校生の時に「自分達のテーマソングを書こう」という流れで生まれました(1995-1996年頃)。

直井 – 藤くん、この曲何歳の時に書いたんだっけ!?

藤原 – えーっと15歳!

2012.02.13 ホームシック衛星 at 岐阜 Club-G ライブMC

「ガラスのブルース」の次に書いたというMC(2016年2月11日)が正確であれば「15歳」ではなく16-17歳になります。

藤原基央さんは「メンバー全員で頭を突き合わせて作った曲 」(2016年2月11日)と話しています(が「デザートカントリー」と記憶が混同している可能性があります)

当時のライブ1曲目に演奏されていた

下北沢や千葉のライブハウスで活動していた時「バンプオブチキンのテーマ」は決まって1曲目に演奏する楽曲でした。

ライブハウスでの企画イベントは客前にアーティストが出てきて、目の前でアンプやエフェクターのセッティングをします。BUMP OF CHICKENの4人はセッティングを終えたあといつも1曲目にこのテーマソングを演奏していました。

HANSO-DE TOUR’99 FINALのセットリストにも確認されている

1999年9月15日千葉LOOKのライブの様子を収めた「ガラスのブルース LIVEバージョン」(映像作品「ビデオポキール」収録)の映像内に「BUMP OF CHICKENのテーマ」の略語である「テーマ」と書かれたセットリストが確認できます。

映像作品「ビデオポキール」(DVD版)

1999.09.15 HANSO-DE TOUR at 千葉 LOOK セットリスト

    1. BUMP OF CHICKENのテーマ
    2. BATTLE CRY
    3. 18 years story
    4. アルエ
    5. Hong Kong Star /香港スター
    6. ??? *直井メインボーカル
    7. とっておきの唄
    8. LITTLE BRAVER
    9. ノーヒットノーラン
    10. ナイフ
    11. くだらない唄
    12. Glorious
    13. ガラスのブルース
    14. Danny (encore)
    15. DAY DREAM BELIEVER (encore)

*別資料より抜粋

すでにFLAME VEIN発売後でしたが、1/3ほどの曲は英語詞でした。6曲目は直井さんボーカル、藤原さんがコーラスという特別な曲です。アルエのような疾走感のある曲です。ライブハウスシーンを駆け巡っていたこの頃のセットリストで、1曲目で演奏されていたのが「BUMP OF CHICKENのテーマ」です。

デモテープ収録

BUMP OF CHICKENのテーマが聴けるデモテープは現在3本確認できます。

  • 3曲入りデモテープ – 「BUMP OF CHICKEN」*
  • 7曲入りデモテープ – 「BOC-002」*

*名称はネットソースのため未確定

デモテープ「BUMP OF CHICKEN」(1996 – 97) 

デモテープ -「BUMP OF CHICKEN」(1996 -1997頃) 名称からも最初期の作品と考えられる。

  1. BUMP OF CHICKENのテーマ
  2. Danny
  3. ガラスのブルース

1本目はバンド名を冠した「BUMP OF CHICKEN」といわれるデモテープです。「BUMP OF CHICKENのテーマ」、「Danny」、「ガラスのブルース」とBUMPの歴史上欠かせない代表曲3曲が収録されています。藤原さん特有の字で書かれています。

デモテープ – 「BOC-002」(1998年9月23日)

デモテープ – 「BOC-002」(1998年9月23日)本八幡ルート14でのライブで配布された。

  1. BUMP OF CHICKENのテーマ
  2. 18 years story
  3. リトルブレイバー
  4. アルエ
  5. KNIFE
  6. くだらない唄
  7. ガラスのブルース

2本目は「BOC-002」といわれる7曲入りのデモテープです。やはりここでも1曲目に収録されています。

上記以外にもバンプオブチキンのデモテープは多数存在し、近年次々と発掘されているようなので、他にもBUMP OF CHICKENのテーマが収録されているのではないでしょうか。

バンプらしい等身大の歌詞

へなちょこバンドのライブに行こう

へなちょこ仲間を集めて行こう

へなちょこバンドはライブで始動

へなちょこバンドとライブで逝こう

BUMP OF CHICKENのテーマ / BUMP OF CHICKEN

<へなちょこ>という言葉選びがとても可愛げがありますね。15~16歳の青年なら普通もっとカッコつけた言葉を使うと思います(笑)

決して背伸びせず、自分たちを等身大で表現するところにバンプの良さ(バンプらしさ)が出ています。さらに<へなちょこだって いいじゃないか♪>の部分は<BUMP OF CHICKEN = “弱者の一撃” >という自分たちのバンド名、精神性を歌詞で体現していますね。

あー僕らは 

寂しい雨の日に君の横で

うるさい音を優しく鳴らす

へなちょこな四人組

インディーズの頃は今よりもギトギトしたノイズ感のあるギターサウンドで、激しい曲が多かった曲を<優しく鳴らす>というところにメンバーらしさが滲み出ています。




メジャーデビュー後のライブ演奏

1999年頃まで演奏されていた「バンプオブチキンのテーマ」ですが、2000年頃から演奏されなくなりました。しかし、メジャーデビュー後も何年かに1度のペースで演奏されています。

メジャーデビュー後の演奏記録

2002.04.25 ポキールチャンネル(ポノバージョン) 千葉LOOK
2006.02.11 run rabbit run 福岡マリンメッセ
2008.02.10 ホームシック衛星 長崎ncc&スタジオ
2008.02.13 ホームシック衛星 岐阜Club-G
2016.02.11 20周年特別記念ライブ 「20」 幕張メッセ

このうち2008年の長崎公演では観客に煽られる形で急遽演奏しました。メンバーがうろ覚えの中の演奏は散々たるもので、その2日後の岐阜公演でリベンジしています。

メジャーデビューから17年間でわずか演奏5回という、レア曲中のレア曲です。Blu-ray「20」に収録されたおかげで、何度でも繰り返し聴くことができて、よかったですね。

せっかくの名曲なので、これからもライブで(ライブハウスツアーの1曲目で!)演奏してほしいと思います。以上、BUMP OF CHICKENのテーマの紹介・解説でした!