恥ずかし島で演奏されたアコースティック曲まとめ

STADIUM TOUR 2016 “BFLY”を開催し、6公演で動員数約30万人を記録したBUMP OF CHICKEN。現在の音楽業界においてもスタジアム、アリーナ級の会場で単独公演を開催できる数少ないアーティストです。アリーナ会場でのライブの特徴として「恥ずかし島」と呼ばれるサブステージでのアコースティック曲が披露されています。今回は恥ずかし島の演奏曲について紹介します。




恥ずかし島って何?

バンプのワンマンライブはインディーズ時代からライブハウスが主流でしたが、世間での認知度上昇に比例して会場も大きくなりました。バンプの生音を近くで感じられるライブハウスで見たいという意見もありますが、収益性やチケット倍率を考えると大規模会場での開催も仕方ない気もしますね。

アリーナ会場ならではの魅力を打ち出すため、2012年のGOLD GLIDER TOURからサブステージ(通称「恥ずかし島」)の設置が始まりました。プロデューサーの発案だそうです。

サブステージに用意されている楽器はアコースティックセットになっており、アコースティック調にアレンジした楽曲を披露します。独特のオーガニックなサウンドが魅力で、CD音源では聴けない新しい曲の一面を見ることができるステージです。

0:25〜ダンデライオン@恥ずかし島
恥ずかし島の名前の由来ですが、GOLD GLIDER TOURの際にサブステージと観客の距離が近く360°から浴びる視線を恥ずかしく思ったことから「恥ずかし島」と命名しました。

(大昔の”どっこいしょ”に似たネーミングセンスを久しぶりに垣間見た気がします・・・)

恥ずかし島演奏曲一覧

曲名 ツアー名 備考
sailing day GOLD GLIDER TOUR 2012 レギュラーDキー・1番藤原ソロ
車輪の唄 GOLD GLIDER TOUR 2012 原曲テンポ
ホリデイ GOLD GLIDER TOUR 2012 レギュラーDキー
fire sign GOLD GLIDER TOUR 2012 レギュラーDキー 前奏あり
embrace GOLD GLIDER TOUR 2012 原曲キー
グッドラック WILLPOLIS パートアレンジ
かさぶたぶたぶ WILLPOLIS  
飴玉の唄 WILLPOLIS  
スノースマイル WILLPOLIS  
銀河鉄道 WILLPOLIS 2014 イントロ指アルペジオなし
歩く幽霊 WILLPOLIS 2014 藤原ハーモニカ演奏
睡眠時間 WILLPOLIS 2014 バンド演奏
グロリアスレボリューション WILLPOLIS 2014  
プラネタリウム WILLPOLIS 2014  




キーのアレンジ

sailing dayやfire signはCDでは半音下げのEキーですが、恥ずかし島ではレギュラーチューニングのDキー(=半音下げE♭)になっており、原曲よりも下のキーで演奏しています。理由はわかりませんが、大昔のFLAME VEINの際のアコースティックステージも同様に全音下げチューニングで数曲披露しており、何か理由があるのかもしれません。

またembrace(原曲:レギュラーAキー)はメインステージで演奏されるときは半音下げで演奏されていましたが、恥ずかし島では原曲と同じレギュラーチューニング(A)で演奏されました。

アコースティックアレンジ

sailing dayでは1番を藤原さんがアコギ1本で弾き語りし、2番からバンド演奏となります。この模様はBlu-day/DVD作品「GOLD GLIDER TOUR 2012」でも確認できますね。

グッドラックは1番のBメロまでを藤原基央さんのボーカルと増川弘明さんのアコースティックギターのみで歌い、サビから直井さんのベース、2番から升さんのドラムが入るなど特別なアレンジが施されました。

逆に睡眠時間は原曲は藤原さんによる弾き語りでしたが、恥ずかし島ではバンドアレンジとなっています。重みを増しながらも、優しいサウンドがいい感じに出ていました。CDになってほしいなぁと思います。

恥ずかし島以外のアコースティック演奏曲

恥ずかし島が始まる前にも、2005年愛・地球博でのLIVE at Planetariumや1999年FLAME VEIN発売記念インストアライブなどでアコースティックライブを開催していたことがあります。

曲名 ライブ名 備考
プラネタリウム LIVE AT PLANETARIUM 愛・地球博 (2005年)  
ギルド LIVE AT PLANETARIUM 愛・地球博 (2005年)  
embrace LIVE AT PLANETARIUM 愛・地球博 (2005年) 半音下げ
スノースマイル LIVE AT PLANETARIUM 愛・地球博 (2005年)  
ガラスのブルース LIVE AT PLANETARIUM 愛・地球博 (2005年)  
くだらない唄 FLAME VEIN発売記念インストアライブ (1999年) 全音下げ
リトルブレイバー FLAME VEIN発売記念インストアライブ (1999年) 全音下げ 
Danny FLAME VEIN発売記念インストアライブ (1999年) 全音下げ 

上記以外にもインディーズ時代に開催したイベント「第4回直井祭」では楽曲を披露したこともあり、未確認のアコースティックライブがあるようです。

アコースティックアルバムについて

firefly発売時のインタビューでアコースティックアルバムについてメンバーが答えていたことがあります。

藤原 ライブを観た友人やお客さんからもそういう声はいただいたんです。アコースティックのセルフカバーアルバムを出してほしいとか。

直井 みんな言うよねー(笑)。その前にまたオリジナルアルバムを出さないと!

藤原 そうなんだよね。もちろん、アコースティックライブをやるのも、アコースティックアルバムを作るのもやぶさかではないんですけど。

直井 そう、僕ら音楽が大好きですから。

藤原 けど、ただやればいいってものでもないですしね。素直な気持ちだけで言えば、すごく楽しそうだなって思います。

Natalie-fireflyのインタビューより

http://natalie.mu/music/pp/bumpofchicken08/page/2より

本人たちにも要望する声は届いており、でも今は新曲を録りたいという感じですね。藤原さんはDragon Ash10周年に寄せたコメントで「新曲がいつも一番好き」と書いていたので、過去を振り返ることよりも新しいものを作ることの方に重きを置いているのだと思います。未来志向型、とでもいえるのでしょうか。

それでも(スタッフ側の要望でしたが)Everlasting lieのアコースティックバージョンを再録したことがあり、(同様にスタッフ側の要望で)ガラスのブルース~28 years around~をCD化した例があります。

いつか珠玉の名曲たちが、4人の手でカバーされてアルバム化されるといいですね。以上、バンプの恥ずかし島&アコースティック曲のまとめを紹介しました。