楽曲解説 : Merry Christmas vol.1 – まさかの盗作疑惑!? –

Merry Christmasは2009年に発売された通算15枚目のシングルです。「R.I.P/Merry Christmas」の両A面シングルとして発売されました。BUMP OF CHICKENの楽曲でも珍しい、特定の季節を歌った数少ない曲でさらにクリスマスソングという一つのイベントに焦点を合わせた曲です。実はこの「Merry Christmas」は海外の某楽曲の影響を受けているのをご存知でしょうか。




The Pretendersの2000 milesという楽曲

藤原さんが影響を受けた楽曲とは、イギリスのロックバンドThe Pretendersが1983年に発表したシングル曲 2000 milesです。2000 milesはイギリスの音楽チャートでは最高位15位でしたが、”クリスマスソング”として世界各国のさまざまなコンピレーションアルバムに収録されています。

似ている部分
1.イントロのコーラス
2.歌に入る前のギターリフ
3.曲中にループするギターリフ
4.6/8拍子

聴いた人はわかる通り、1~4がすごく似ていますよね。藤原さんがプロデューサーのMOR(森徹也)さんに「クリスマスソング」というお題をもらって書いたこの曲ですが、おそらく藤原さんの個人的なクリスマスソングのイメージとして2000 milesが印象に残っていたのかもしれません。上記の4箇所を意識的に真似たのか、それとも無意識に似たのかはわかりませんが、この曲の存在を知るとMerry Chrsitmasの曲の聴き方も変わってくると思います。

以前の音作りについてのインタビューで、ベンチとコーヒーのイントロのリフ、かさぶたぶたぶの曲中のリフなどでThe Queenのギタリスト、ブライアン=メイの音を意識している発言していたことがあります。きっと曲作りの中でも、他のアーティストを意識した(あるいは無意識に影響を受けた)りしているのかもしれません。このように藤原基央さんの、あるいはBUMP OF CHICKENの音楽的なルーツを考えながら彼らの楽曲を聴くのも、面白いかもしれません。