楽曲解説:ノーヒットノーラン vol.1 – 藤原のスポーツ経験とタイトルの勘違い –

ノーヒットノーランは1枚目のアルバムFLAME VEINに収録されている曲です。初期バンプの曲でも全く語られてこなかった謎の多い曲で、メンバーが言及している部分はごくわずかです。しかしライブでは初期〜中期にかけては頻繁に演奏されていた準レギュラー的な位置の曲でした。今回はこの謎の多いノーヒットノーランについて紹介します。




FLAME VEINで一番新しい曲

FLAMEVEIN 作曲順

DANNY (1995)

ガラスのブルース (1995~1996)

くだらない唄    (1996~1997)

アルエ / ナイフ  (1997)

リトルブレイバー  (1997~1998)

とっておきの唄   (1998)

ノーヒットノーラン (1998)

アルバム「FLAME VEIN」は、1998年の年末にバンプが演奏していたオリジナル曲の中から日本語詞の曲を選んで作られました。当時はトランスライフやワーストライフなどの英語詞の曲も普通に演奏しており、あえて日本語曲だけをピックアップしたようです。

実際1999年9月のHANSO-DE TOUR ’99では有名な18 years storyだけでなく、直井さんがボーカルを務める曲(曲名不明)が英語で歌われている資料も残っています。また英語詞のGlorius(=グロリアスレボリューション)も2000年3月まで歌われていました。

そんな中でノーヒットノーランは最新の日本語詞の曲でした。2日間でレコーディングをしなければならず、ベーシストの直井さんは「ほとんど練習していないで録音した」とヒストリーブックで述べています。

ノーヒットノーランの勘違い

頼むぜ我らがスラッガー

今日はどうした未だノーヒットノーラン

ノーヒットノーラン / 詞曲:藤原基央

野球好きの方ならお気づきだと思いますが、この曲のタイトル「ノーヒットノーラン」の使われ方は意味が間違っています

ノーヒットノーランはピッチャーが相手に1本もヒットを許さない名誉な記録です。この曲の歌詞の主人公(スラッガー)はバッターなので<未だノーヒットノーラン>というのは意味をなしません。自分のチームが”ノーヒットノーラン状態で負けている”という解釈もできなくはないですが、ちょっと使われ方に違和感が残ります。

おそらくですが、藤原さんは「ノーヒットノーラン」を単純にノーヒットの状態と誤解したか、あるいは「ノーラン」をノー・ホームランの略と勘違いした可能性が高いです。いずれにせよ、盛大に間違っています。ネット上では一部でネタにされるほど、天才藤原基央の最大の汚点かもしれませんね・・・(笑)

藤原基央とスポーツ

サッカー

藤原さんはサッカークラブに入っていたそうです(背番号42)。・・・ですが、これは少し怪しいです(情報お待ちしています)。ネットで見かける情報は「チャマ(直井さん)と同じクラブ」と書いてありますが、藤原さんと直井さん、升さん、増川さんの三人は中学生の時に再会したことになっているので、小学生の間ずっと同じクラブなら「再会」とまで言わないような気もします。

野球

他の三人とは学区が別のため、一人だけ隣の小学校に通っていた藤原さん。小学生の時に近所の公園で野球をすることがあったそうです。

その時のエピソードとして、当時好きだった女の子とその友達がお弁当を持って外野のあたりに座って食べていました。藤原さんは見事ホームランを打ち放ち、その打球は好きな女の子が食べている弁当箱に入ったそうです。(・・・これもなんだか胡散臭いですが、本人が雑誌で述べています 笑)友達と野球をやっていたことはあるようですね。

バスケットボール

中学生の時にBUMP OF CHICKENの4人はバスケ部に入部します。補欠だったため体育倉庫の扉を閉めて電気を消して遊ぶ「暗闇ごっこ」がメンバーの絆を深めました。唯一公式戦に出たことのある升さんは、出た瞬間に自分達の陣地のゴールにシュートを放ったためすぐに交代させられました。

藤原さんのバスケのエピソードは特に残っていません。

2002年の対バンツアーBAUXiTE page 1の時のオフ映像で参加者とサッカーをするシーンが映りましたが、運動音痴ではないような蹴り方でした。可もなく不可もなくというところでしょうか。

事務所の先輩であるミスチルの桜井さんは大のサッカー好きとして有名で、フットサルチームを主催するなど運動神経の素晴らしさは知れ渡っていますが、藤原さんの運動に関しては謎に包まれています。ツアー前に体力をつけるためにランニングをしたりはするようですね。




ライブ演奏

話が脱線してしまいましたが、最初に述べた通りノーヒットノーランは初期〜ユグドラシル期(2004年)までのバンプの全ツアーで演奏されています。その後は少し間を空けて2014年のWILLPOLIS 2014のアンコール曲として演奏されました。

2001年のライブ以降、終盤から増川さんが高音のディレイ付きのリフを弾くようにアレンジしています。また2000年まではギターソロが増川さん考案のアレンジソロが弾かれていました。現在では原曲通りのギターソロに戻っています。

以上、簡単ですがノーヒットノーランについて紹介しました。