5th Album『orbital period』歌詞・楽曲解説

【楽曲解説】花の名

花の名 5th Album『orbital period』


〈収録作品/基本情報〉
13th Single 「花の名」(2007年)
5th Album 「orbital period」(2007年)
作詞作曲:藤原基央
作曲時期:2007年7月

〈制作背景〉
・2006年に『涙のふるさと』のCMタイアップで山崎監督と知り合う
・2007年、山崎監督から製作していた映画の主題歌をオファーされてラフイメージを見せられた。

“最初に映画のラフのようなものを見せてもらったんです。凄くレアなものなんですけど、CGもまだちゃんとしていないものをメンバー全員で見せてもらって、えらい感動しまして。でもそこですぐに“やれるか”って言ったら、まだなんです。やりたい気持ちはあってもまだ抑えなきゃいけないんですよ。次に「僕らに何を求めてるんだろう?」っていうことを聞かなきゃいけない。そこでもし僕らにして欲しいことが、僕らにとって不自然なことだったらそれはやっちゃいけないから。” (藤原) – Excite Music

・藤原が「どんな曲がいいか」を尋ね、山崎が「コンテンポラリーな普遍的な曲」という回答をしたため、自分たちの音楽がハマると考えオファーを引き受けた。

・主題歌担当が正式に決まり、過去の作品を見る事になった増川はテンションが・・・

“急に「明日までに観て」ってスタッフに渡されたのが最初で。次の日も仕事が入っていたから、観るのどうしようかなぐらいのテンションだったんですけど……そういう何の情報もない状況で観たのに、びっくりするぐらい泣けちゃって。” (増川)

〈作曲〉
・Aメロ・Bメロ・サビなど曲の断片は昔からあったが、それぞれがバラバラで繋がっていなかった。
・当時は 直筆で作詞 → 携帯へ保存 → しばらくしてから見る という客観的な作業を行っていた。
・『花の名』の歌詞はほぼ携帯に保存されていたメモの羅列
・過去の自分が思っていたことで出来た曲。
レコーディング〉
・2007年7~8月、夏のイベント出演の合間を縫いながらレコーディングした。
・『メーデー』、『ガラスのブルース~28 years around~』、『東京賛歌』のレコーディングも同時並行で進んだ。

〈ライブ使用機材〉
2016年現在、藤原がライブで使用するギターが最も多く変更されている曲である。

◇時系列
2007~2008 Gibson Les Paul Special (黄レスポールスペシャル)
2008 Gibson J-45(アコースティックギター)
2008 Fender Stratcaster(黒指板ストラト)
2013 Gibson Les Paul Special (黄レスポールスペシャル)
2013 Tokai LSS210 (青レスポールスペシャル)
2015 Gibson Les Paul Special (黄レスポールスペシャル)

◇機材別
◆Gibson Les Paul Special (2007年,2008年,2013年,2016年)
2007.10.12 FM802「DESIGN THE NIGHT」SPECIAL LIVE ~ICON-TACT~ at なんばHATCH
2007.10.19 YOUNG FLAG at ZEPP TOKYO
2008.01.10 – 02.13 ホームシック衛星
2013.08.09 ベストアルバム発売記念ライブ
2015.12.05 NHK「SONGS」
◆Gibson J-45 (2012年)
2008.02.23 – 07.05 ホームシップ衛星
◆Tokai LSS210 (2013年)
2013.09.09 – 10.29 WILLPOLIS

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