〈ライブレポ〉2000.08.09 MAJI ROCK FESTIVAL at ZEPP FUKUOKA

【 2000.08.09 ZEPP FUKUOKA】
with AIR / くるり / Sunny Day Service / RIZE / the pillows / The Pete Best
01.グングニル
02.アルエ
-MC-
03.ダイヤモンド
04.LAMP
-MC- 升への誕生日プレゼント
05.ガラスのブルース

<  4月ツアーポキール以来の福岡でのライブ。この日はイベントライブで対バン相手はくるり、the pillows、RIZEである(確かこの頃のRIZEはベースはKenkenではなく、オリジナルメンバーの女性ベーシスト時代)。  おなじみのSE 『A Quick One』(The Who) とともにステージへ登場するメンバー。升はスネアを叩いて感触を確かめている。2016年現在はライブ開始時の演出上、このようなステージ上での試奏は見られないが、なんせこの頃の升は自前のドラムがなかったからしょうがない。升にもこんな時代があったのだ。  藤原「行くぞ!」のかけ声とともに1曲目グングニルがスタート。2曲目のアルエではギターソロを掻きむしるようにアレンジしていた。終了後「イェー!!!」と雄叫びをあげてMCを始める藤原。 “BUMP OF CHICKENのライブへようこそ!(歓声に対して)…うっせぇ。はるばる九州まで来たかいがあったよ。後ろの方までちゃんと見えてるよ。俺らを好きだと思ってる人も、クソだと思ってる奴らも、まぁテキトーにやってくれ。” (藤原)

2000年頃の藤原はどのイベントでもかかさず “BUMP OF CHICKENのライブへようこそ!”と言っていた。時には強調的に繰り返すこともあった。”対バンイベントであろうとなかろうとステージの上に立っている時はワンマンのつもりで演奏する”、という気概に満ちあふれるセリフだ。こんなMCを言われたら対バン相手はどう思うのだろう、と案ずるのは杞憂かもしれない。

 ”俺らは今日プレゼントしたい曲があって来ただけなんだ。『ダイヤモンド』聴いてくれ!” (藤原)

と、言ってダイヤモンドのイントロを演奏する藤原。だが途中でギタートラブル。慌てて直井がグッズのMCで繋ぐ。「〜買ってくれ!!」と藤原につられて語尾が強い。そして気を取り直してダイヤモンド。アウトロ部分の増川のギターはDL-4を使用せず、通常通り単音弾きだった。ザッザッザッとカッティングによるカウントを入れて始まるランプ。所々サビで拳をあげて歌う藤原の姿が印象的だった。ランプが終わると再びMC入れる。

“…うっせぇよ。今日は”BUMP OF CHICKENのライブへようこそ”なんで、多少時間が延びてもいいだろ。明日、誕生日の人がいます。誰だかわかるか?俺らはステージ上で演奏して生活してるので、ここで誕生日プレゼントを渡すのがいい気がした” (藤原)

“ヒクソングレイシー一発で倒せるからな、こいつ” (直井)

 まさかのステージ上でのプレゼント交換である。直井はドラムがもっと上手く叩けるようにと筋トレグッズの棒のようなもの、藤原と増川からは包装された謎の小物が渡された。本当に4人の仲の良さが伺える。客席にいたBUMPファン以外の観客はあっけにとられたに違いない。

“BUMP OF CHICKENは長い付き合いなのさ。升は幼稚園の年長から16年間一緒なんだが、今まで色んな人と出会って色んなことに感謝してる…と思ってると思う(笑)こいつ話せねぇから俺が話してんだけど(笑)升よ、生きてることに意味があるのさ!ガラスのブルース!” (藤原) 

 ガラスのブルースではいつも以上に演奏が気合いが入っていた。直井も増川も攻める攻める。4人の友情と仲の良さを伺える印象的なライブだった。