1990年代インディーズ期セットリスト

BUMP OF CHICKEN 結成日「TEEN’S MUSIC FESTIVAL ’96」セットリスト

1990年代

「YAMAHA Teen’s Music Festival ’96」はBUMP OF CHICKENが出演したライブです。開催日の1996年2月11日は「BUMP OF CHICKENの結成記念日」と制定されています。

この記事では「YAMAHA Teen’s Music Festival ’96」のセットリストやエピソードをご紹介します。



「YAMAHA Teen’s Music Festival ’96」伊藤楽器大会

YAMAHA TEEN’S MUSIC FESTIVAL 参加バンド紹介。※オリジナル画像をもとにAIにて復元・加工

会場 伊藤楽器船橋店
開催日 1996年2月11日

1996.02.11「Teen’s Music Festival」伊藤楽器大会 セトリ

エントリーNo.14「BUMP OF CHICKEN」
01. Danny

“あいつ”を除く4人でこっそり初出演したライブ。伊藤楽器は千葉県京成船橋駅徒歩圏内にある楽器店で会場は 「普段はピアノのコンサートなどやっている場所」とのこと。この日のライブには藤原基央の二番目の姉が見にきており、持参したカメラで4人の写真を撮っている(藤原曰く「BUMP OF CHICKEN最初の観客」とのこと)。一方で、2026年2月のポンツカでは「友達も見にきていた」といい、実際には藤原の姉以外の友人も見ていたことがわかっている。

この日の景品としてマクドナルとのクーポンをもらう。BUMP OF CHICKENは「優秀賞」に見事輝き、賞状をもらうも「BUMP OF CHITKEN」と誤表記されてしまう(現在も賞状は直井由文の実家「おおいわ」に飾られている)。



演奏曲は初の “作詞・作曲 藤原基央”となる「Danny」。この曲は “あいつ”の家出先の公園のベンチで藤原が書いた楽曲であり、皮肉にも”あいつ”抜きで演奏したライブで優秀賞を獲得する。4人は千葉大会(at 千葉パルコ)、南関東大会(at 日本青年館)へと進み、地元に噂が伝わり”あいつ”と気まずくなる(その後、自然に練習に来なくなり事実上の脱退となる。旧公式サイト上では”クビ”と表記)。

ちなみにBUMP OF CHICKENは伊藤楽器で別の日に貸し切ってライブをしたことがある(これは推測であるが、いろいろな情報を掛け合わせると藤原は別のバンドも組んでおり、複数のバンドでボーカルをとりながら参加した合同ライブだった可能性が高いのである、別バンドの音源も存在するのであーる)

BUMP OF CHICKENの “結成記念日”にまつわるエピソード

初めてBUMP OF CHICKENと名乗ったのは1995年

BUMP OF CHICKENは1994年秋に中学校の文化祭のために組んだバンドを母体となり、オリジナルメンバー5人で”BUMP OF CHICKEN”を結成しました。

1995年春頃、BUMP OF CHICKENの前身バンドのギタリストが抜けて藤原が2人のギタリスト(”あいつ”と増川弘明)を加入してBUMP OF CHICKEN 第1期体制が始まる。

“BUMP OF CHICKEN”という名前は初ライブとなる1995年夏の「全国高校生音楽祭」に出演(実際には応募時)するためにバンド名が必要のためつけた名前です。

当時は5人体制であり、4人体制に移行した後のデモテープにも「BIRTH 1995」「Since 1995」という文字が見受けられ、メンバーは1995年が結成年であると認識を持っていたことが伺えます。

最も遅くて1998年末〜1999年初頭に配布されたデモテープに上記の「BIRTH 1995」「SINCE 1995」が記載されています。

現在のメンバー4人での初出演ライブが「Teen’s Music Festival」(1996年2月11日)

1995年の結成メンバーは別のギタリスト(通称”あいつ”)を加えた5人組で、前述の「全国高校生音楽祭」出演やバンド合宿を行ったものの、冬頃には”あいつ”と4人の間でやる気の差が出てきます。

距離感が生まれた頃に通称”あいつ”が家出をして公演で寝ているベンチの横で、藤原基央さんがアコースティック・ギターで書いた曲が「Danny」でした。同じ頃、現メンバーの4人は「YAMAHA Teen’s Music Festival ’96」出場バンド募集の記事を雑誌で見つけます。藤原さん、直井由文さん、増川弘明さん、升秀夫さんたちは協議の結果、『4人で出てみっか』となり、通称”あいつ”を除く4人で出場します。



これが1996年2月11日、4人での初ライブの日となり”BUMP OF CHICKEN 結成記念日”と公式に制定されています。

全国ツアー”run rabbit run”でのサプライズがきっかけで記念日に制定(2006年2月11日)

前述の通り、BUMP OF CHICKENの名称の使用は1995年に遡り、メンバー自身もそれを認識していました。

転機となったのは、2006年2月11日「BUMP OF CHICKEN TOUR 2006 “run rabbit run”」福岡マリンメッセ公演です。オーディエンスに「2月11日が初めてステージに立った日」であることを明かし、Wアンコールで「BUMP OF CHICKENのテーマ」をサプライズ演奏します。

きっかけは、「4人で初めてステージに立った日はいつか?」という話になり、ドラムス・升秀夫さんが当時のスケジュール帳を引っ張り出してきたことでした。その手帳に1996年2月11日 TEEN’S MUSIC FESTIVAL 伊藤楽器大会の出演記録が残っていたことで10周年であると判明しサプライズ演奏につながりました。

この時のMCでも、後年のラジオでも、2月11日を”4人で初めてステージに立った日”という表現を強調しています。現在ではわかりやすく”結成記念日”という表現も公式に見られますが、メンバーはあくまで4人体制になった日を指している点にも留意が必要です。