バンド交友録 vol.6 バンプと交流のあるアーティスト syrup 16g編

BUMP OF CHICKENと交流のあるバンドを紹介するシリーズ第6弾!

今回はバンプとsyrup 16gの仲を紹介します。



syrup 16g プロフィール

ボーカル・五十嵐隆氏(画像埋込元:音楽ナタリー

syrup 16g(シロップ16g)は五十嵐隆 (vo.)、キタダマキ(ba.)、中畑大樹(dr.)のスリーピースバンドです。五十嵐隆が紡ぎ出す人の心の機微を描いた歌詞とメロディがリスナーからの強い支持を得ています。

syrup 16g プロフィール専門学校で知り合い、前身バンド「SWIMS」での活動を経て1996年6月に「syrup 16g」結成。2008年、解散。2014年に再結成。

バンプとシロップの関係は?

BUMP OF CHICKENとsyrup 16gは現在では表立った関係はありませんが、インディーズ時代をともに駆け抜けた旧知のバンドです。

主な関係事例

  • シロップ16gの楽曲に藤原基央がコーラス参加
  • BANANA OF CHICKENとしてジャケット写真に登場
  • 多くのライブハウスを一緒に回った
  • 五十嵐隆のギターにバンプのステッカー
  • ライブで目撃された藤原基央
  • 「PONTSUKA!!」にゲスト出演

インディーズレーベルも同じ音楽出版社UK Projectの傘下レーベルという共通点もあります。

出会い – BUMP OF CHICKENから握手を求めた

移転前のSHIBUYA DESEO。1999年夏、BUMP OF CHICKENとsyrup 16gはこの場所で出会った。(画像埋込元:おーとまちっく様

BUMP OF CHICKENとsyrup 16gの出会いは渋谷DESEOというライブハウスでした。1999年7月16日(また8月12日)、当時10代だったBUMP OF CHICKENのメンバーはブリッジのスタッフに連れられて企画イベント「Speed Ball」のステージを観ます。

シロップ16gのステージに魅了されたバンプのメンバーは、スタッフにお願いして楽屋に挨拶に行き、握手をお願いしたのが最初の出会いでした。

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Syrup 16gが見たBUMP OF CHICKENとの初対面

flamevein1st Album「FLAME VEIN」(1999年3月)

楽屋でBUMP OF CHICKENから「FLAME VEIN」を受け取ったsyrup 16gのメンバーでしたが、あまりの若さ(6歳下)にピンと来ず、千葉LOOKヘの対バン依頼を「千葉に行くのが面倒」という理由で断っています。



五十嵐 – 千葉LOOKで一緒にやろうとか言われてたんですけど、千葉行くのめんどくせぇしなぁって(笑)。でもやっぱり、何回かライヴ観てて「やっぱり凄いなぁ」って。

出典:Quip Magazine vol.38

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BUMP OF CHICKENから見たsyrup 16gとの出会い

この日の「Speed Ball」は観客が少ない中でのステージでしたが、syrup 16gのライブに感銘を受けて引率のスタッフに楽屋挨拶をさせてもらったほどでした。

藤原 – とにかくその感想を伝えたいと思って、楽屋にあいさつに行っちゃダメかなってスタッフの人にお願いして。でOKが出て。

出典:Quip Magazine vol.38

8度の対バンライブ

BUMP OF CHICKENとSyrup 16g はインディーズ時代からメジャーデビュー後まで8度対バンしています。

  • 1999年11月03日 BUMP OF CHICKEN主催「デラ!ロッチャ!」下北沢Club251
  • 1999年12月12日 ロボスコップ主催「ハッピーターン vol.3」下北沢Club251
  • 2000年01月16日 イベントライブ「グリーングリーン」下北沢SHELTER
  • 2000年11月26日 BUMP OF CHICKEN主催「デラ!ロッチャ!vol.2」下北沢Club251
  • 2000年12月03日 イベントライブ 仙台JUNK BOX
  • 2002年08月07日 BUMP OF CHICKEN主催「BAUXiTE page 1」ZEPP SENDAI
  • 2002年08月21日 BUMP OF CHICKEN主催「BAUXiTE page 1」CLUB CHITTA’川崎
  • 2002年08月23日 BUMP OF CHICKEN主催「BAUXiTE page 1」高知BAY5 SCAURE

特筆すべきはバンプ主催イベントで5回も声掛けられている点です。バンプのメンバーがいかにシロップに惹かれていたかがわかります。

「デラ!ロッチャ!」の由来「デラ!ロッチャ」のイベント名はsyrup 16g から「デラ」という言葉のリクエストがあり、それにバンプ側が「ロッチャ」という言葉を組み合わせて出来た

syrup 16gの作品に登場するBUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKENはsyrup 16gの「Free Throw」「delayed」という2枚のアルバムにチラッと登場しています。

『Free Throw』のスペシャルサンクスに”BANANA OF CHICKEN”として登場

1999年12月の『Free Throw』のCDケースにはスペシャルサンクスとしてシロップ16gが当時親しくしていた関係者や友人の写真が9分割されて入っています。

「FREE THROW」(1999年12月) 

BUMP OF CHICKENのボーカル・ギター藤原基央さんとベーシスト・直井由文さんの2人が”BANANA OF CHICKEN”というキャプションで写っており、直井さんが股間から出しているバナナとそれに顔を近づける藤原さんの姿が確認できます。

『delayed』の「水色の風」にコーラスとして参加する藤原基央

「水色の風」が収録されている「delayed」(2002年)

2002年9月の『delayed』に収録されている「水色の風」にはコーラスとして藤原基央さんが参加しています。藤原さんはリードメロディを追いかけていますが、囁くような特徴的な歌い方をしています。当時のBUMP OF CHICKENの曲では見られない歌い回しで、後年の「arrows」「銀河鉄道」を彷彿とさせるコーラスです。

藤原基央 × 五十嵐隆

普段長電話をしない藤原さんですが、五十嵐さんとは気づいたら長電話になっていて印象に残ったと話しています。

藤原 – (話の内容は)もし覚えていたとしてもちょっと言いたくないですね。そういうふうに会話が電話で続くって俺の中ではあまりないことだったのですごく印象に残ってます。

出典:Quip Magazine vol.38

藤原基央 × 中畑大樹

2004年当時、ドラムスの中畑さんとは家が近所でよく見かけるらしく、しょっちゅう声をかけられていたと言います。中畑さんからの「つかれてない?」と気遣いから始まる一言がいつも印象的だったと述懐しています。

BUMP OF CHICKENのメンバーが好きなsyrup 16gの楽曲

BUMP OF CHICKENのメンバーはインタビューでそれぞれが好きなsyrup 16gの曲を挙げています。

藤原基央の好きな曲「水色の風」

好きな理由は「自分がレコーディングに参加したから」とのこと。

直井由文が好きな曲

直井由文さんは思い入れのある曲として「明日を落としても」をあげています。理由は初対面の1999年のライブの一発目の楽曲が「明日を落としても」だったからです。

升秀夫と増川弘明が好きな曲

升さんは一緒にライブをしていた頃に好きだった曲として「真空」を挙げています。増川さんも「真空」のギターが好きだと語っています。

2021年 五十嵐隆が藤原基央に言及

2021年1月14日USEN STUDIO COASTでのsyrup 16gのライブにて、ボーカル・五十嵐隆さんがBUMP OF CHICKENの藤原さんについて言及しました。

五十嵐 – このギター27、26の時に買ったやつで、これバンプのステッカー、藤くんが貼ってくれたり。あとこれ、前のベースの佐藤くんが書いてくれたり。なかなか陽の目を見ないから引っ張り出してきました。

2021.01.14 USEN STUDIO COAST ライブMCより

また2004年8月8日「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2004」出演後のシロップ16gはラジオの公開生放送に出演し、バンド界隈の友人としてBUMP OF CHICKENの名前を挙げていました。

以上、BUMP FO CHICKENとsyrup 16gの交友エピソードについて紹介しました。また2つの天才的なバンドが一緒にメディアに出る日がくるといいですね。読んでいただきありがとうございました。

くるり編はこちら!



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